『コンシャス・ビジネス』フレッド・コフマン
コンシャス・ビジネス 価値ある企業に生まれ変わるための意識革命とは何か
- 作者: フレッド・コフマン,増田沙奈
- 出版社/メーカー: 駒草出版
- 発売日: 2014/11/27
- メディア: 単行本
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コンシャス・ビジネスとは?
「コンシャス」とは、意識的といった意味です。
意志を持ってビジネスを行う。
本書では、この考え方や方法、その大切さについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「ビジネスという名のゲームも、いま紹介した2つの姿勢で臨むことができる。虚無感から手を出せば、やけになって優先順位を見失い、モラルや分別など本当に大切な要素を見失い、衝動や本能で動いてしまう。その結果、目標がお金を稼ぐことだけという、到底モラルに反したものになる。反対に自分を表現できれば、ビジネスは紳士淑女のゲームになる。紳士淑女はどんなときでも優先順位を心得ており、お金を稼ぐのはあくまで幸せ、心の平穏、自由を得るための手段だとわかっている。」(p.126)
ビジネスの目的
ビジネスの目的が何か。ここをまずわかっているかどうかで、考え方や行動が変わってくるでしょう。
幸せや自由を得るためだとしたら、行動が変わってくるはずです。
そして、結果としてうまくいきやすいでしょう。
なぜなら、そういうことを求める人が多いからです。
効果的な意見の述べ方
「事実は、正しいか正しくないかで判断できる。たとえば椅子が赤いかどうかは、見ればすぐわかる。対照的に意見は、事実からは推し量れない。たとえばマルコがオフィスにいるのは見ればすぐわかるが、あなたには彼が困っているように見えても、私にはそうは見えないかもしれない。つまり効果的な意見とは、立証できるかできないかをはっきり述べたものなのだ。」(p.167)
立証できる意見が効果的
立証できる意見。これが効果的だということです。
たしかに、確かめることができるのが良いですね。
ただ、未来のことだと、やってみないとわからないということがあると思います。
だから、論理的である、ロジカルであることも大切でしょう。
▼取り入れたいと思ったこと
相手が協力的でなくても、自分は協力的であることを選択する。
そういうことが大切ということです。
協力的であることを選択したいですね。
コンシャス・ビジネス
意志を持ってビジネスを行う。
その考え方や方法について書かれています。
ビジネスの考え方やコミュニケーションというものを考えたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
わたしは読んで良かったです。
▼ あわせて読みたい ▼
『京セラフィロソフィ』稲盛和夫(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
ビジネスパーソン。
経営者。
★『コンシャス・ビジネス』フレッド・コフマン
コンシャス・ビジネス 価値ある企業に生まれ変わるための意識革命とは何か
- 作者: フレッド・コフマン,増田沙奈
- 出版社/メーカー: 駒草出版
- 発売日: 2014/11/27
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