『仕事で大差をつける国語力の磨き方』小杉拓也
国語
国語は、得意な人は得意かもしれませんが、苦手な人は苦手な科目ではないでしょうか。
曖昧でよくわからない。
そんなところがあると思います。
本書では、国語力をつけるための方法や考え方が紹介されています。
国語ができないと、コミュニケーションが取りにくいので、仕事にも違いが出てきてしまいますよね。
▼ ここに注目 ▼
「一流の人が書く文章の論理構成、つまり、一流の人の考え方の筋道を分析して、その通りに書いてみましょう。そうすれば、一流の人の思考回路を、自らに取りこむことができます。それによって、ビジネスに必須の能力である論理的思考力も、同時に鍛えられます。」(p.52)
一流の人が書いた文章の論理構成通りに書く
ビジネスなどの文章は、論理的に書くことが求められるでしょう。
その際に、一流の人が書いた文章の論理構成を真似て書く。
こうすることで、論理的に書けるということもありますし、論理的思考も鍛えられるということです。
文章を練習するために、これならできるでしょうから、こういう方法はいいですね。
話を聞いていることを相手にアピールする
「相手の発言を要約することで、「ちゃんとあなたの話を聞いていますよ」ということを、強く話し手にアピールすることができます。
もし、ピントのずれた要約をしてしまったら、すぐに話し手から指摘されます。ですから、聞き手のほうも真剣に話を聞いて、頭の中で整理して要約する必要があります。」(p.197)
話を要約して理解しているということを伝える
相手の話を要約して、それが、合っていれば、話を聞いているとわかりますよね。
逆に違っていれば、わかっていないということになるでしょう。
うなずき以外にも、要約することで、相手に話を聞いています、と伝えることができるということです。
ただし、要約し過ぎたりすると、違うという話になったりするので、適度に要約したいですね。
▼取り入れたいと思ったこと
文章の構成として、以下のような例が紹介されていました。
「1主張→2主張の補足→主張に対する問いかけ→4理由→5比喩を使った理由の説明」
5つの要素をこのような流れで説明していくと、論理的に納得しやすいということです。
取り入れたいですね。
▼ あわせて読みたい ▼
『仕事の「5力」』白潟敏朗(著)
仕事で大差をつける国語力の磨き方
国語力。
コミュニケーション能力と言えるでしょう。
ここで自分の能力を仕事で発揮できるかどうかも変わってきたりしますね。
国語力を磨きたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
国語力の磨き方について書かれています。
書く、読む、聞く、話す。これらの能力を磨く。
その方法が書かれています。
コミュニケーション能力を発揮できれば、自分の他の能力も発揮しやすくなるでしょう。
▼ おすすめしたい方 ▼
国語力を磨きたい方。
ビジネスパーソン。
★『仕事で大差をつける国語力の磨き方』小杉拓也
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
一流の人が書いた文章の論理構成通りに書く
⇒ 文章をどうやって書いていますか?